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山あいの直売所に新しい特産品を 小玉メロン栽培研修会/どんぐり横丁出荷組合

2019.06.27

 豊田市武節町にある道の駅「どんぐりの里いなぶ」に野菜を出荷する「どんぐり横丁出荷組合」は6月17日、小玉メロンの現地研修会を開きました。出荷組合は、夏に出荷する新たな特産品を昨年12月から検討。加工も視野に小玉メロンを選定し、22人が今年5月から栽培を始めました。7月下旬には初出荷を迎え、2年後をめどにメロンの加工品も手掛ける計画です。

 同道の駅は、夏休みにあたる7月下旬から8月末に多くの家族連れが訪れます。出荷組合の事務局を務めるJAあいち豊田稲武営農センターは、農家所得向上のため、その時期に出荷できる農産物を組合員と話し合い、多くの意見の中から、標高500メートル以上の農地で露地栽培ができ、子どもからお年寄りまで幅広い人気のあるメロンを選びました。品種は、プリンス系メロンで高糖度もの。県の補助事業を活用し、組合が希望者に苗を配布。初めて栽培する組合員もいるため、JAが栽培指導を担当します。

 この日は、5月の定植研修に次ぐ2回目の研修会。豊田市桑原町の畑で開き、組合員20人が参加しました。JA営農指導課の伴野洋明営農指導員が講師となり、整枝やツル引き、病害虫防除など説明。着果させる雌花の位置や芽かきの処理なども話しました。参加した組合員は「畑の排水や追肥のタイミングなど勉強になった。栽培管理をしっかりし、収穫を迎えたい」と話していました。JA稲武営農センターの上田玲治センター長は「まずは出荷できるまでの栽培技術を身につけてほしい。品種の検討や規格外品の加工なども協力していきたい」と話します。7月には、試し切りをして収穫適期を確認する研修会を開く予定です。

 

写真=芽かきの仕方を聞く組合員ら