ニューストピックス

施設園芸普及へ販売先開拓/給食出荷の検討開始/JAあいち豊田

2019.07.22

 JAあいち豊田は7月18日、給食センターの運営を行う豊田市役所保健給食課の職員を施設園芸の現場に招いて説明会を開きました。JAは、施設園芸の産地化を目指し、パイプハウスを農家にリースして、葉物野菜の周年出荷に力をいれています。現在は、直売所への出荷が中心ですが、生産者の増大に向け販路の開拓を開始しました。出荷先のひとつとして同市の学校給食に着目し、農家・JA・市担当者で意見交換を行いました。

 JAは農家所得向上に向け、年間を通じて安定した生産・出荷できる施設園芸の普及を2年前から始めました。パイプハウスは10年間のリースとし、一定の要件を満たせば、農家は年間5万円のリース料をJAに支払い、残りはJAで負担します。ハウスは約100平方メートルで、これまでに17棟を建設して、チンゲンサイなどの葉物を栽培しています。

 この日は、同課の職員4人が施設園芸農家を2戸を訪問しました。豊田市百々町の今井信之さんのハウスでは、栽培中のチンゲンサイを確認しました。色やサイズを見ながら、消毒回数や出荷量などの質問が出されて、農家が答えました。説明会を企画したJA園芸販売課の熊谷実課長は「施設園芸を普及させるには販売先を増やす事も重要。袋詰め作業が要らない給食出荷はメリットがある」と話しました。同市の担当者は、「給食は、地元産で安全な食材を第一に考えている。数量がそろえば、ぜひ使いたい」と話しました。今後は、出荷規格や荷姿など給食担当者の要望と農家の出荷量を見ながら、具体的な話あいを進める予定です。

写真=チンゲンサイの栽培状況を確認する市保健給食課の職員