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桃のすり傷リスク軽減し、品質向上へ/農家所得増大目指す/JAあいち豊田桃部会

2019.08.27

 JAあいち豊田は、昨年より出荷時に桃同士がすれるリスクを軽減させて、品質向上による農家所得増大を目指しています。黄桃は果実のすれた跡が目立つので、品質低下につながっていました。桃同士が触れないよう「ソフトエース」を導入した試験と袋に桃を包んだまま出荷する試験を行い、今年は袋で桃を包んだまま出荷する方法を推奨しています。昨年は37人の農家が協力し3回の試験を実施。一晩寝かせても袋の色移りは見られず、秀品率も向上しました。

 黄桃は白桃に比べ、時間が経つと黒ずんでしまう現象が起こり、桃同士がすれた跡が目立ちます。農家が選果施設へ出荷する際に、一部擦れが発生して、品質の低下が問題視されていました。

 8月26日、豊田市四郷町にある選果場で黄桃「ゴールデンピーチ」の目ぞろえ会で同JA桃部会全員が取り組めるよう周知しました。農家で収穫時に一次選別をし、桃同士が触れないよう袋に包んでもらう仕組みです。秀品率の向上を目指し、さらなるブランド化や所得向上につなげていきます。同部会の森清人部会長は「シーズン最終品種のゴールデンピーチは認知度が低いので、消費者に食べてもらえるよう適熟で出荷したい」と話していました。

 部会員が桃を栽培する豊田市猿投地域は愛知県有数の桃の産地です。51人の農家が51.5ヘクタールで桃を栽培しています。「ゴールデンピーチ」は「とよたの桃」として8月30日から9月下旬ごろまで出荷する予定です。

写真=出荷規格を確認する部会員ら