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つまもので節分飾り/山の恵みで伝統行事の飾り物/JAあいち豊田しきしま特産部会

2020.01.21

 JAあいち豊田しきしま特産部会は1月21日、豊田市杉本町の敷島農村環境改善センターで節分用の飾り物「敷島鬼払い飾り」の出荷作業を行いました。同部会は、同市の中山間地に位置する旭地域で、料理のあしらいに使う葉や花などの「つまもの」を出荷する組織。飲食店向けのつまもののほか、山の恵みを生かした節句飾りなども出荷しています。

 この節分飾りは、つまものを広く消費者に販売できないかと部会で考案したものです。出荷を始めて今年で10年目を迎えます。

 この日は、5人の部会員が持ち寄った南天の実と葉・ヒイラギ・大豆の豆ガラを使って作業しました。南天は実と葉を分け、ヒイラギと豆がらは適度な大きさになる様切りそろえた後、生け花のように竹筒に刺していきます。最後に、鬼のお面と豆まき用の大豆も添えて完成させます。彩りとして南天を使うのは、同部会のオリジナルです。「難を転じて福となす」の想いを込めます。部会員は約2時間かけて50セットを作りあげました。同部会の林錡部会長は「季節の変わり目の節句に、願いを込めて飾りやお供えをするのは日本の伝統行事。季節を感じてもらえるよう、これからも作っていきたい」と話します。節句飾りは地元市場に出荷します。

 同部会は、同地域の敷島自治区の農家ら19人で構成しています。「つまもの」を特産品にしようと活動しています。今後は、2月にひな祭り用、4月に端午の節句飾りを作り出荷する予定です。

写真=地元の農産物やつまもので作る節分飾り