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珍しい合格ナスで受験生を応援/施設園芸を学ぶ研修生が栽培

2020.01.30

 JAあいち豊田が運営する農業研修施設が栽培した「合格ナス」が人気を集めています。栽培したのは、昨年4月から施設園芸を学ぶ研修生の小森園由紀さん。ナスの着色を調整して、合格の文字を描きました。JA本店とみよし市役所で2月7日まで展示します。

 このナスは、みよし市明知町にあるみよし施設園芸支援センター(MGMI~恵み~)の研修の一環で栽培したものです。現在、促成ナスの研修中で、実の肥大と着色の仕組みを学ぶために行いました。

 栽培は、花が咲きナスの実ができ始めると、実に袋をかけ遮光することから始めます。品種は、単為結果性のナス「とげなし輝楽」。袋は果樹用のものを使用し、遮光率が高いものを選びました。日に当たらない実は色が付かず、白いナスができます。2週間経ったころに袋を外し、黒い紙で作った文字をナスに貼ってラップで巻きます。3~4日間、実を日光に当てると、文字以外の部分が紫色になり、合格の文字がくっきりと浮き出ます。

 ナスは、花が咲けばほとんどが結実する野菜です。必ず実を結ぶことや「ナス=成す」の語呂合わせが受験生の応援になると考えて、講師の指導で栽培しました。この栽培方法は手間がかかるため、今回は展示のみです。今後は販売も検討します。

 合格ナスを栽培した小森園さんは「自分で栽培すると、野菜の性質がよくわかる。すこしでも、受験生の応援になればうれしい」と話します。

 同センターは、同JAで初となる施設園芸に特化した研修所で、昨年4月に開講しました。ICTの活用や省力化の最新技術を取り入れ、ナスやチンゲンサイなどの施設栽培を学びます。

写真=合格ナスを栽培した研修生の小森園さん