JAあいち豊田は3月18日、豊田市西町のJAあいち豊田本店で太田稔彦豊田市長から豊田市の農業振興についての要望書の回答を受け取りました。これは、同JAが掲げる「地域農業振興計画」を知ってもらい次年度の農業予算や事業施策等に反映してもらうことが目的です。市長がJAを訪ね、要望に対する回答を説明しました。
同JAは2017年度から10年間、平坦地域や中山間地域など地域の特性に応じた農業振興ビジョンを示し、実現に向け取り組んでいます。この日は、市から5人、同JAから6人が出席しました。昨年8月26日に、同JA柴田文志組合長が提出した要望書の回答を太田市長らが説明しました。施設園芸農業では産地化に向けた支援のあり方を検討していくこと、鳥獣対策の支援制度では、「集落獣害対策向上事業」を実施するなど全11項目でした。同JAの柴田組合長は、「今後も話し合いを重ねて、豊田市の農業を周知し、発展させていきたい」と話しました。
今後も組合員の声を市の農政に反映してもらえるよう、この取り組みを続けていく予定です。
写真=要望書の回答を受け取るJA柴田組合長(左)