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農福連携で社会福祉貢献と社会参画/梨の授粉作業/JAあいち豊田梨部会

2020.04.08

 JAあいち豊田梨部会は4月8日、社会福祉法人豊田市育成会と連携し、障がい者6人に梨の花に花粉をつける授粉作業を依頼しました。この活動は同部会が同JAと豊田市とともに昨年度から計画し、今回初めて行われました。同部会が、障がい者が農業分野で活躍することを通して、自信や生きがいをもって社会参画を実現していく「農福連携」に協力できることはないかと検討したことがきっかけです。
 作業は、豊田市福受町の同部会員の20アールのほ場で行われ、棒の先に羽毛のついた梵天を使って風のない晴天の日に行われました。授粉のもれがないよう、あらかじめ着色した花粉を使っています。この日は、部会員や職員が障がい者とマンツーマンになり作業方法を指導し、障がい者たちは丁寧に作業を行っていきました。同法人「ジョイナスえかく」事業所の清水紀子支援員は「外で気分転換ができ、初めての農業の社会体験ができてよかった」と話していました。この活動を提案した同部会前部会長の川上浩司さんは「夏の収穫作業でもこのような機会を設けられるといい。継続的な活動にしていきたい」と話していました。
 同部会は、梨農家45戸が合わせて28.5ヘクタールのほ場で6品種の梨を栽培しています。今後は、社会福祉貢献や農家の労働力軽減のため、ほかの農作業で依頼できるものはないか検討していきます。

写真=丁寧に花粉をつけていく障がい者