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消費者人気の種なしぶどうを/ジベレリン処理講習会/JAあいち豊田ぶどう部会

2020.04.27

 JAあいち豊田ぶどう部会は4月27日、豊田市中田町にある久米英安さんのブドウ園で消費者に人気の高い種なしブドウを作るためのジベレリン処理講習会を開きました。昨年から今年にかけては例年にない暖冬でしたが、4月に入り涼しい日が続くなど気候の変化が大きく、発芽の大きさにバラつきが出ています。育ち具合を確認し期間を見極めながら、今年の同処理は、5月中旬が適期だと判断しました。
 同処理は花蕾が黄色味を帯び、つぼみが約2ミリの大きさになったころ種をなくすため1回目の処理を行い、満開10日後には実を大きくするため2回目の作業をします。1房1房丁寧に浸漬作業をして、種なしブドウを栽培しています。
 この日は、同部会員5人と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や、同JA職員合わせて9人が参加しました。デラウェアの花穂の生育を見ながら適期の見極めや注意点に加え、巨峰や最近消費者人気の高いシャインマスカットの栽培管理を学びました。同農業改良普及課の磯村幸治主任専門員は「今後は病害虫発生のピークになる。特にシャインマスカットは黒とう病が出やすいので、発生する前にしっかり防除してほしい」と話しました。
 同部会は11戸の農家で構成され総面積83アールで育てています。昨年は「デラウェア」を約6.3トン、「巨峰」を約1.1トン出荷し、今年も同量の出荷量を目指しています。

写真=ジベレリン処理を学ぶ部会員ら