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みよしの柿/防除で地元特産品守る/JAあいち豊田みよし市果樹組合

2020.04.30

 JAあいち豊田みよし市果樹組合柿部会は、柿栽培で交信撹乱剤の試験を実施しています。同部会があるみよし市では、2年前にチャハマキなどのハマキムシ類が大量発生し、同市特産品の柿に被害が出ました。今まで使用していた撹乱剤を昨年変更したところ、一定の効果が得られました。今年もハマキムシ類の対策として設置して、防除の実証を図っていきます。
 交信撹乱剤は、性フェロモンの特異的作用で対象害虫の交尾を阻害して、害虫の発生を抑制する効果があります。本剤は環境にやさしいのが特徴のひとつです。目立つ色で取り付けしやすいものを選定しました。設置する高さは150センチメートル程度で枝にしばって、10アールあたり100~150本を設置します。
 4月30日に、同市莇生町の同組合柿部会員が柿「富有」を栽培する12アールのほ場で設置作業をしました。JA三好営農センターやJAあいち経済連の職員など4人が120本の撹乱剤を取り付けました。三好営農センターの杉本好伸さんは、「防除で地元特産品を守り、安定した出荷ができるようにしたい」と話しました。
 同部会は35人が約6.7ヘクタールで柿「富有」「次郎」「太秋」などを栽培しています。昨年は合わせて56トンを出荷し、今年も同様の出荷量を見込んでいます。同JAの施設「グリーンステーション三好」を通して地元市場や名古屋の市場に出荷します。出荷は10月中旬から始まる予定です。

写真=交信撹乱剤を設置する職員ら