ニューストピックス

カボチャの生育順調/味平かぼちゃほ場巡回/JAあいち豊田

2020.06.16
 JAあいち豊田は6月16日、消費者に人気の高い味平かぼちゃのほ場巡回を開きました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課と同JA職員ら合わせて3人が栽培ほ場で生育状況を確認しました。今年は5月以降の気温が高く生育は進んでおり順調です。
 同JAは生産者を募って、9人の農家が約40アールで栽培して、味平かぼちゃを契約出荷しています。この日は、豊田市宮口町の松田奈津枝さんのほ場など9カ所を巡回して、生育状況や病害虫の防除などを指導しました。また、交配日を確認して出荷時期を検討しました。同農業改良普及課の佐藤ちひろ主任は、「今年はうどんこ病の発生が見られるので、早めに防除をしてほしい」と注意を呼びかけました。今後は、7月上旬に目ぞろえ会を予定しています。カボチャは収穫して1週間から2週間ほど風通しのよい涼しい場所に置き、追熟させてから出荷します。
 味平かぼちゃは果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴です。消費者からの需要もあり、市場価値の高い品種です。2Lから3Lサイズ(1玉1.7キログラム前後)を中心に7月中旬から8月下旬まで、約700ケース(1ケース10キログラム)出荷する予定です。
 
写真=味平かぼちゃの生育状況を確認する生産者ら