JAあいち豊田は、新採用職員研修の一環として同JAが運営する研修施設「みよし施設園芸支援センター(MGMI~恵み~)」で農業研修を開いています。ICTを取り入れた最新設備を備えるハウスで農作業を体験することで、JA職員として施設園芸や農業の魅力を学ぶことが目的です。同センターの有効活用にもつながると今年度から始めました。
6月19日は、金融部や共済部などに配属された新採用職員3人が研修に参加しました。ナスの収穫と出荷調製作業、農業機械の操作、防除作業などの実地研修に加え、同JAが進める施設園芸の産地化の取り組みや、近年のICTを取り入れた農作業も学びました。参加したJA職員の1人は「この地域にはさまざまな栽培方法で農産物が生産されていることが分かった。地域農業を理解し、組合員とのコミュニケーションに活用したい」と話していました。今年同JAは37人の職員を新規採用しました。促成ナスの収穫時期である6月と10月に、あわせて17回研修を開き、毎回3人程度が参加します。
同センターは、みよし市明知町にあり、環境制御システムが導入されたビニールハウスでナスやチンゲンサイなどの栽培が学べる研修所です。就農を目指す研修生が学ぶほか、JA職員の農業研修も開きます。
写真=ナスの収穫を体験するJA新採用職員