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豊田市農ライフ創生センター修了式/8割以上が就農

2021.02.03

 JAあいち豊田と豊田市が共同運営する「豊田市農ライフ創生センター」は2月3日、豊田市四郷町にある同センターで農作物栽培技術研修修了式を開きました。2年間で本格的に新規就農を目指す「担い手づくりコース」16期生24人と、桃・梨専門コース1期生1人が修了を迎えました。修了生の就農率は8割を超え、今後は同JA産直部会などに加入する予定です。
 この日は、修了生のほか、太田稔彦同市長やJA石川尚人組合長、センター職員などが参加。太田市長が出席した20人の修了生1人1人に修了証書を手渡しました。また、JA石川組合長から記念品としてプラスチック製の計量バケツ「はかりマス」が贈られました。JA石川組合長は「たくさんの就農者が増えてうれしい。基本に忠実に、学んだ知識を自分のものにして、これから楽しい農ライフを過ごして下さい」とあいさつしました。修了生の1人は「これまでにないくらい充実した2年間を過ごせました。これからは大変なこともあると思うが、乗り越えていきたいです」と話していました。
 同センターは新たな農業の担い手育成と遊休農地の活用などを目的に2004年4月に開講。市内に4カ所の研修所を持ち、平坦地や中山間地など地域に合った農業が学べます。前年度までに756人が修了し、農家として巣立っていきました。

写真=太田市長から修了証書を受け取る修了生