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より品質の高いイチゴを出荷するために/いちご苗共同育苗施設(網室)事前説明会/JAあいち豊田いちご部会

2013.03.05

JAあいち豊田いちご部会は3月5日、いちご苗共同育苗施設(網室)事前説明会を開き、同部会員をはじめJAあいち経済連や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、同JA職員など合わせて25人が出席した。

同部会では各部会員が無病苗を定植数まで2年かけて株分けしていたが、その間出荷用の株から病害虫被害を受けやすかった。そこで育苗期間初期の1年を専用施設で育苗することで被害のリスクを減らし、より品質の高いイチゴを出荷しようと同JAが豊田市和会町に共同育苗施設を今年新設。約259㎡の敷地に2連棟のハウスを設置した。

この日参加者らは同施設内を見学。その後同支店で今後の栽培方法や施設運営について説明を受けた。同施設では「とちおとめ」「章姫」「ゆめのか」の3品種を育苗し栽培管理は部会員らが当番制で行う。今後は3月12日に苗の受け入れ準備、19日に定植が始まり、今年11月末までに70株の無病苗を約6,300株まで増やす予定だ。県農業改良普及課の鈴木暁生専門員は「同施設は部会の心臓部にあたる。イチゴの健全な親株を育てることが大切なので、厳重に管理していってほしい」と呼びかけた。また中嶋徳幸部会長は「立派な施設が完成した。収量を多くして良いものを出荷していきたい」と話した。

同部会は18人の農家が約250アールで「とちおとめ」や「章姫」「ゆめのか」を栽培し、昨年度は約85トンを出荷した。出荷は6月上旬まで続き、昨年同様の出荷量を見込んでいる。