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早乙女が五穀豊穣の祈りを込め苗を植える/第百二十一回愛知県農業祭献穀事業お田植祭/JAあいち豊田

2013.05.23

第百二十一回愛知県農業祭献穀事業の「お田植祭」が5月23日、豊田市上郷町の斎田で厳かに執り行われた。式典には献穀者のJAあいち豊田柴田文志代表理事組合長をはじめ市、県、関係団体の代表者ら来賓合わせて83人が参列した。
 同献穀事業は、1892年(明治25年)に豊明村(現在の豊明市)で始まり、今年で121回を数える伝統行事。斎田で収穫されたお米を宮中へ献穀することで、五穀豊穣を祈るとともに自然の恵みと勤労に感謝し行われている。同JA管内では、1998年に旧下山村で実施して以来15年振り。3月に地鎮祭と4月に播種祭を行い、今日のお田植祭を迎えた。
 神事では、献穀者の同JA柴田組合長と主催者代表の宇野幸伸代表理事専務が「お田植の儀」を行った。柴田組合長は「安全・安心なお米を豊かに実らせ、無事献上できるよう努めていきたい」とあいさつした。神事後のお田植祭では、来賓の太田稔彦豊田市長ら7人と早乙女姿の同JAの女性職員13人が田植えをした。早乙女らは、献穀者から受け取った「大地の風」の苗を持って斎田に入り、太鼓の音に合わせて丁寧に植えた。斎田は奉耕者の同市桝塚東町の有我泰さんが収穫まで管理。10月2日に刈穂祭、その後選別式を経て、10月下旬には献穀者により宮内庁へ献上する予定だ。