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ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」収穫始まる/甘さと酸味のバランスが決めて/JAあいち豊田

2013.07.04

JAあいち豊田管内の高岡地区で7月4日、ブドウ「ピオーネ」の収穫が始まった。この日収穫を始めた豊田市前林町の中野政好さんは、同地区で唯一ハウスを用いたピオーネ栽培を行う農家で、40年近く栽培している。はさみで丁寧に摘み取り収穫から出荷まで、中野さんがすべて手作業で行っている。ハウス栽培は天候の影響が少ないため、病気が少なく消毒使用量も抑えられ安全性も高く、毎年露地栽培よりも早く出荷できることが強みだ。今年は春先の冷え込みで生育の心配をしたが、雨が少なく天候が良い日が続いたため、やや小粒だが品質は良好という。

「ピオーネ」は巨峰より粒がひとまわり大きく、肉質がしまっていて甘さと酸味のバランスが程よい品種。また種なしで栽培しているため、食べやすく消費者のニーズも高い。収穫作業は7月上旬から7月下旬まで続く予定だ。中野さんは「味は申し分ない。ぜひ食べていただきたい」と話していた。小売店での店頭価格は、1パック(1房約350g)で500円前後になる見込みだ。

中野さんは作業の効率化のため、ブドウの房が一列に並ぶよう27アールのハウス内の24本のブドウの樹を8本ずつ3列に植え、ダブルH型になるように整枝し平行に並べ、短梢剪定で栽培している。1房がパック詰めされ約6,000パック(約2トン)が豊田市場や同JA産直プラザなどに出荷される予定だ。