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入組1・2年目の職員を対象に農業体験/稲刈り体験/JAあいち豊田人事部

2013.10.02

JAあいち豊田人事部は10月2日、職員教育の一環として入組1・2年目の職員を対象とした稲刈り体験を開き、職員22人が参加した。

 これは、農業経験のない職員や、農業に直接触れることが少ない部署の職員が多い中、若手職員が農業体験することで、JA職員としての資質向上につなげようと職員教育の一環で今年度から同JA人事部がはじめたもの。今年、同JAでは第百二十一回愛知県農業祭献穀事業が行われており、同日執りおこなった「刈穂祭」式典後に開かれた。

 この日職員らは、同市上郷町にある田んぼで米「大地の風」を手刈りによる稲刈り体験をした。同JA農業振興部指導課の清水拓大営農指導員から稲の刈り方やカマの使い方などの説明を聞いた後、田んぼに入り稲刈りを開始した。刈り取った稲はコンバインで脱穀。職員らは慣れない手つきで稲を刈り約2時間ほどですべて刈り取った。同JA人事部石川和男部長は「今年度から職員教育の一環として農業体験をはじめるが、来年度からは田植えから体験してもらい、JAの職員として農業について学んでもらいたい」と話していた。