JAあいち豊田女性部と同JA助け合いの会「ふれあいの輪」は12月14日、豊田市西町の同JA本店ふれあいホールで両組織の合同イベント「女性組織フェスティバル」を開き、両組織の部員・会員など約480人が参加した。
これは、会員同士の交流や活動の活性化を図るため3年前から始めたイベント。支部での活動を中心とする両組織が一堂に会し、活動内容の発表や作品展示、加工品の販売などを通じて情報交換や親睦を深めている。
この日は、同JA女性部8支部と助け合いの会8支部、病院ボランティア協力会のあわせて17グループが本年度の活動を発表。「家の光」を活用した生活文化活動やミニデイサービスなどの助け合い活動を、写真を使って説明した。また、健康体操やミニデイサービスで実施しているレクリエーションを実演し、活動への参加を呼びかけた。東日本大震災チャリティーソング「花は咲く」の合唱やユーモアセラピスト米津さち子氏による記念講演「笑いは百薬の長 副作用なしのユーモアセラピー」も開かれた。同JA柴田文志代表理事組合長は「両組織の活動には、食や農の文化に関する取り組みがたくさんある。今後も様々な活動を通じて日本人が大切にすべき文化の継承や地域に貢献していただきたい」とあいさつした。
同JA女性部は8支部あり、部員は現在約1400人が登録。同JAと連携して料理教室や健康セミナー・カルチャー教室などの活動を展開している。また同JA助け合いの会には8つの支部と病院ボランティア協力会があり、現在合わせて260人が会員登録し、地域の特色を活かしたミニデイサービスやJA愛知厚生連の病院でボランティア活動を行っている。