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高品質なものを目指し出荷規格を徹底/春の七草目ぞろえ会/JAあいち豊田松平営農センター

2013.12.24

1年間の無病息災を祈って正月7日に食べる「春の七草」の出荷目ぞろえ会が12月24日、豊田市松平志賀町のJAあいち豊田松平営農センターで開かれた。部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や、JAあいち経済連、同JA職員ら14人が参加。サンプルとして部会員らが持ち寄ったセリやナズナなどの七草を、草丈や新葉の枚数など一品目ずつ見ながら出荷規格の変更点や荷姿を確認し、出荷予定数量や調整作業の日程など話し合った。

 七草は年末から年始にかけて収穫・調整・出荷作業が行われる。今年は病害虫などの被害もなく品質は良好だ。同営農センターの高橋誉係長は出荷作業について「調節はしっかりと行い、出荷前に汚れ、異物混入に注意して出荷してほしい」と参加者に呼びかけた。
 七草は短期決戦に向けて大みそか・正月を返上して家族総出の収穫・調整・出荷作業を行い、同営農センターに出荷する。集荷された七草は正月の2~4日の3日間でパック詰めされる。

今年は約48,000パックを豊田市場の他、名古屋、岡崎に出荷する予定。また、宅配で七草と地元産米「ミネアサヒ」と地元産の梅で作った梅干しを詰め合わせた「七草がゆセット」は、約1,000箱の発送を予定している。