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中山間地で農事組合法人設立/中山間地農業の道筋を示す/農事組合法人小原栄会

2014.02.24

豊田市の中山間地域小原地区で水稲の作業委託を請け負う農家ら3人が2月24日、JAあいち豊田小原支店で農事組合法人小原栄会創立総会を開いた。総会には同法人の構成員となる農家をはじめ同JAの職員ら合わせて11人が出席した。

同法人は、農家の高齢化やイノシシなどの獣害で耕作放棄地が増加する同地区で効率的な水田農業を実施していくため、2012年8月から農事組合法人設立に向けて活動を開始。同JA小原営農センターや豊田市役所農政課、豊田加茂農林水産事務所などとの勉強会を経て、2013年3月には任意組合の営農組合小原栄会を設立した。その後、構成員の作業分担や経営面積拡大の可能性を確認した上で、法人として活動する事を決め、この日を迎えた。

創立総会では、同法人の定款や役員選任など5議案が上程されすべて承認可決した。同法人は、今後5年間で水田経営を5ヘクタールから10ヘクタールへ、水稲農作業受託面積をのべ12ヘクタールからのべ50ヘクタールまで拡大する計画で、農業機械の共有化や後継者の育成にも力を入れていく。代表を務める同市北篠平町の小川弘信さんは「法人化により農作業の効率化や機械導入経費の削減を図り、地域農業を守っていきたい。この地区のこれからの農業の道筋を示せるよう取り組みたい」と話していた。