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豊田市の中山間地で農事組合法人設立/農事組合法人ささゆり

2014.03.10

農事組合法人ささゆりは3月10日、豊田市四郷町にあるJA選果場で同法人の創立総会を開き、構成員となる農家5人をはじめ愛知県豊田加茂農林水産事務所や同JAの職員ら合わせて14人が出席した。

同法人は、豊田市の中山間地である石野地区に農地を持つ有志らが、農地を守ることにより地域農業の振興と集落の維持の一助になることを目的に、稲作を中心とした農事組合法人設立を計画。昨年度から任意団体を立ち上げ、受託組織の運営を試験し、法人として活動することを決め、この日を迎えた。

創立総会では、同法人の定款や役員選任など5議案が上程されすべて承認可決した。代表理事には、発起人のひとりである豊田市五ケ丘の那須守さん(62)が選任された。同法人は、水田経営2ヘクタールで米「ミネアサヒ」などを栽培する。また、のべ2ヘクタールの農作業受託を請ける。5年後にはそれぞれ5倍の面積まで拡大する計画で、トマトやスイートコーンなどの導入も視野に入れ、園芸品目の試験栽培にも力を入れていく。那須さんは「農業において高齢化や後継者不足は深刻な問題であるが、我々が活動する中山間地域では特に顕著な問題。施設や農業機械の共同利用で効率化を図りながら行政の施策も活用し、地域農業を維持していきたい」と話していた。