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手作業に心掛け受粉の手助け/桃の人工授粉作業始まる/JAあいち豊田桃部会

2014.04.08

県下1位の桃の生産量を誇る豊田市猿投地区で4月8日、JAあいち豊田桃部会の部会員が桃の授粉作業を始めた。今年は天候の影響もなく平年並みの開花時期となった。

 この作業は花粉の少ない品種などの雌しべに「毛羽たき」と呼ばれる棒の先に鳥の羽を付けた専用の道具を使って人工的に花粉を付け着果させるもの。同部会の大岩孝弘部会長(42歳)も同市舞木町にある約1.5ヘクタールの桃畑で栽培する「川中島白桃」の授粉作業を始めた。大岩さんは「授粉作業は天気と温度が大切。暖かく風の少ない日を選び、傷がつかないようにすべて手作業で丁寧に行っている」と話していた。今年の授粉作業は4月7日から一週間ほど。同部会が扱う花粉のない品種「大和白桃」にも、「白鳳」などの花粉を使って行われる。この日作業を行った「川中島白桃」は鮮やかな濃紅色で実が大きく育ち、甘味が強いのが特徴で8月下旬の出荷となる。

同部会は54戸の農家が合わせて52.4ヘクタールで桃を栽培。6月下旬から出荷が始まる早生品種「ちよひめ」を皮切りに、9月の黄桃「ゴールデンピーチ」など全9品種を栽培している。収穫した桃は、同JA選果場で選果し、主に豊田市・名古屋市などの市場に「とよたの桃」として出荷する。昨年は約470トンを出荷し、今年はそれ以上の出荷量を見込んでいる。