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育苗と定植初期の管理を徹底/加工用トマト定植説明会/JAあいち豊田

2014.04.10

JAあいち豊田は4月10日、豊田市四郷町にある豊田市農ライフ創生センターで2014年作加工用トマト定植講習会を開き、生産者12人のほか同JAや愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員など合わせて17人が参加した。

これは、定植に向け育苗中の生産者に今後の苗管理やほ場準備、定植適期などを学んでもらおうと開いているもの。加工用トマトは同JAが毎年栽培希望者を募っている品目。今年は新規栽培者5人を含む15人が、契約を結んでいるコーミ株式会社(名古屋市)に出荷する。

この日は、県農業改良普及課の水野睦実主任が育苗から定植後までの注意点などを説明。育苗期はビニールトンネル内での適性温度の確保の大切さとともに定植5日前から外気温に慣らすことで定植後の生育を促すよう呼びかけた。また、同JA農業振興部営農指導課の山岡勝宏営農指導員が定植作業を実演。斜めに植えて枝が起き上がらないように金具でとめ、周りに土をかぶせることで熱気をトマトに行かせないようにする加工用トマト独特の定植方法を説明。生産者らは実際に苗を手にとり作業を体験した。今後は4月下旬から5月中旬までに定植し、6月下旬には出荷目ぞろえ会を開き出荷を始める予定だ。

トマトケチャップなどの加工品に使われる国産加工用トマトは、需要が高く契約栽培で価格も安定しているため、確かな収入が期待でき、露地で支柱を使わず育てるため初期投資が比較的少ないことが魅力。同JA山岡営農指導員は「継続して取り組んでくれる方の技術が伸びている。今後、生産者を増やし、将来はJAあいち豊田のオリジナルケチャップを作りたい」と話していた。2014年は、15人が合わせて70.9アールのほ場で約35トンを出荷する予定だ。