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かん水で発芽率上げて/ヤマゴボウ巡回指導

2020.09.24

 JAあいち豊田山ごぼう部会は9月24日、部会員の畑を巡回して生育状況などを確認しました。部会員らの畑は、平坦地域と山間地域の環境の違う場所でそれぞれ栽培しているため、生育状況が異なり、そのため指導内容も変わってきます。この日は、平坦地域5人の部会員の畑を巡回しました。
 巡回では、部会員をはじめ愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員やJA営農指導員ら合わせて13人が、ヤマゴボウの生育状況や病害虫の有無を確認しました。また、部会役員が、栽培状況を見て畝の高さや排水の場所など畑の整備も指導しました。ヤマゴボウは発芽率が低く、水を多く必要とするため、は種後の発芽状況も確認しました。同農業改良普及課甲村瞭次技師は「今後もしっかりかん水をして、こまめな草取りを心がけるように」と指導しました。
 JA山ごぼう部会は、29人の農家が約70㌃でヤマゴボウを栽培。昨年は約3.4㌧を豊田市場に出荷した。今後は、11月に目ぞろえ会を開き、出荷する予定です。

写真=ヤマゴボウの栽培を学ぶ部会員ら