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翌年の種イモ大きく育て/自然薯生産組織が合同で網室巡回

2020.09.25

 JAあいち豊田管内にある5つのジネンジョを生産する組合員組織は9月25日、翌年に植えるジネンジョの種イモを育てる網室を合同で巡回して、生育状況などを確認しました。7月の長雨の影響で病害虫が心配されたが生育は順調。今後の管理方法を話し合いました。
 JA管内には5地区に分かれてジネンジョを生産する組合員組織があり、それぞれ管理、栽培しています。この日は、各部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、同JA営農指導員ら18人が参加し、各地区の網室を巡回。営農指導員らが葉やツルの生育や病害虫の発生状況など確認し、今後の栽培を指導しました。JA営農指導課の伴野洋明指導員は「これからは害虫の発生に注意して、しっかりと防除してほしい」と話していました。
 JA管内では、5つの生産組織合わせて65人がジネンジョを栽培しています。6カ所の共同網室で作る種イモを3月に掘り出して5月に定植し、11月に出荷する。昨年のジネンジョ出荷量は、3061箱(1箱約1㌕)で、今年も昨年同様の出荷量を見込んでいます。

写真=網室でジネンジョの生育状況を確認する部会員ら