ニューストピックス

農業振興にかかる5項目/豊田市長へ直接要望

2020.09.30

 JAあいち豊田は9月30日、豊田市西町の豊田市役所で太田稔彦市長にJA管内の農業振興に対する要望書を手渡しました。これは、昨年度から始めたもので、JAが2016年から掲げる「地域農業振興計画」を知ってもらい次年度の農業予算や事業施策などに反映してもらうことが目的です。
 この日は、同JAの石川尚人代表理事組合長が同市の太田市長に、要望書を直接提出。近年増えている、果樹の盗難被害に対する盗難防止システムの支援や、農家の労力削減、若手農業者の営農意欲向上を目指すスマート農業の導入などを含む全5項目を要望しました。JAの石川組合長は、「これらの計画を情報共有、連携し、次年度の市の農業予算や施策に反映してほしい」と話しました。また、同市の太田市長は「新型コロナウイルス流行の影響で食の大切さが改めて見直されている。要望を受け止め、市として、今後の農業をしっかり考えていきたい」と話していました。
 今後も、地域農業の振興に向け、同JAの取り組みや方針を伝え、市と連携強化が図られるように進めていく予定です。

写真=JA石川組合長(左)と太田豊田市長(右)