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五穀豊穣を願い大しめ縄作り/熱田神宮豊年講あいち豊田支部

2020.10.28

 熱田神宮豊年講あいち豊田支部は10月28日、豊田市前林町のJAあいち豊田前林農産物集出荷場で熱田神宮へ奉納する大しめ縄作りを行いました。豊年講の講員ら20人が参加し、五穀豊穣の願いを込めて長さ4メートルを超える大しめ縄を作り上げました。
 これは、同支部が設立された1990年から続く恒例行事。講員らが集まり大しめ縄を作っています。例年は12月に行っていますが、今後の新型コロナウイルスの感染状況が不透明なため、時期を早めました。
 材料となるワラは、講員の細野義彦さんが提供しました。講員らは、木槌で柔らかくしたワラを編み込んだり、形を整えたりと分担して作業。約3時間かけて、長さ4メートル20センチ、直径20センチのしめ縄を作り上げました。同支部の梅村幸雄支部長は「コロナ禍だからこそ奉納したいという気持ちもありました。講員の力で立派なしめ縄ができてよかったです」と話していました。12月25日には、熱田神宮に奉納する予定です。
 同支部は320人の講員が所属し、さまざまな活動を行っています。

写真=大しめ縄を作る豊年講の講員ら