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環境にやさしい米作り 市長へ報告/特別栽培米「赤とんぼ米」

2020.11.04

 JAあいち豊田赤とんぼ米栽培グループは11月4日、豊田市西町の豊田市役所で太田稔彦市長に、2020年度産の特別栽培米「赤とんぼ米」の作柄および出荷状況の報告に表敬訪問しました。
 赤とんぼ米は、豊田市の中山間地域で栽培する農薬の使用成分や化学肥料に含まれる窒素成分を愛知県の慣行基準より5割以下に削減して作る特別栽培米のこと。同JAが生産者を募り生物にやさしい環境条件を整えて作ることで、田んぼに舞う赤とんぼの姿を復活させ、美しい景観を守ろうと取り組んでいます。
 この日は、同グループの伊藤政和会長や、同JA石川尚人代表理事組合長ら6人が同市太田市長を訪問。2020年度産の新米「赤とんぼ米」を贈呈して、今年の作柄などを報告しました。伊藤会長は「昨年に比べて収量が少ないが品質の高いものができました。中山間地の寒暖差で食味のよい米なので、ぜひ味わってほしい」と話しました。赤とんぼ米は、27人が15ヘクタールで栽培し、44トンの出荷を予定しています。
 2020年度産「赤とんぼ米」は、10月7日より玄米1キロ460円(税込)で、JAグリーンセンターや産直プラザで販売しています。

写真=豊田市の太田稔彦市長(右から2人目)に表敬訪問する赤とんぼ米栽培グループの伊藤政和会長(右から3人目)