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定植後のイチゴ生育確認/巡回指導で防除対策を

2020.10.29

 JAあいち豊田いちご部会は10月29日、部会員のほ場で現地指導会を開きました。JA営農指導員らが部会員のハウスを巡回し、定植後のイチゴ苗の生育状況や病害虫の発生状況などを確認しました。
 この日は、JA営農指導員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員らが部会員の栽培ハウス6カ所を巡回。花芽の状況やハダニの発生の有無を中心に確認しました。今年は梅雨の時期に雨が多く8月の気温が高かったため、草勢が低下している苗もあったが、生育には影響なく順調。今後の防除を部会員と話し合いました。同改良普及課の鈴木暁生主任専門員は、「例年より冷え込みが早いので、暖房や電照など早めの防寒対策を心がけてほしい」と話していました。
 同部会は、15戸の農家が約240アールでイチゴ「章姫」を中心に「とちおとめ」「ゆめのか」「紅ほっぺ」を栽培。今年度は、約80トンを「とよたのいちご」として共同出荷する予定です。

写真=定植したイチゴ苗の生育状況を確認する部会員