ＪＡあいち豊田ふれあい中部センターは１１月６日から３日間、野菜の詰め合わせ箱を豊田市松平志賀町の同ＪＡグリーンセンター松平店で販売します。各日５０個限定で販売し、初日は約１時間３０分で完売しました。
　これはコロナウイルスの影響でＪＡまつりなどのイベントが中止となり、出品予定の農作物が販売できなくなるなど、農家所得の減少が懸念されたために取り組んだものです。この地域にちなんで「松平ＢＯＸ」と名づけられた箱に、シイタケやセリ、ハクサイなど地元松平産を中心とした野菜全８種類を詰め合わせ、税込み１０００円で販売します。特典として、ＪＡ女性部が考案したレシピを添えました。前日の夕方までに職員で箱詰めをして、同店舗が開店する９時に合わせて入口付近で販売。買い求めた人は、「いろいろな種類の野菜が入って、レシピもついているので作るのが楽しみ」と話していました。
　同中部センターは５月上旬、同市千石町の豊田スタジアム駐車場で「ＤＲＩＶＥ－ＩＮ Ｍａｒｃｈｅ」に参加して、野菜の箱詰め販売を行うなど新たな販売方法などに積極的に取り組んでいます。

写真＝野菜詰め合わせセットを買い求める来店者