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肉厚しっかりシイタケ品評会/杉山ちえみさんが金賞

2020.11.06

 JAあいち豊田や行政などで組織する豊田市農産物ブランド化推進協議会は11月6日、豊田市松平志賀町にある同JAグリーンセンター松平店で同市農林畜産物品評会「しいたけの部」を開きました。出荷最盛期を迎えるシイタケを審査した結果、同市坂上町の杉山ちえみさんが金賞を受賞しました。
 これは、シイタケ生産者の栽培技術向上と、消費拡大を目的としています。この日は、同JA松平しいたけ部会の部会員らが栽培したシイタケ8点が出品され、市場関係者と愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員2人が審査。重さやかさの開き具合、厚みや水分、かたちのそろいなど外観を中心に評価しました。銀賞は、西岡町の前田弘さんが受賞しました。同事務所林務課の佐藤善美主任は、「肉厚がどれもしっかりとあり、見た目もきれいで出来は上々。甲乙つけ難い仕上がりです」と話していました。審査後、出品されたシイタケは、社会福祉法人恩賜財団愛知県同胞援護会障害者支援施設サンホーム豊田に寄付されました。
 同部会は、8人の農家が同市松平地域を中心にシイタケを菌床栽培しています。同地域は県内有数の産地で、昨年は約50トンを県内スーパーや学校給食などに出荷しています。

写真=出品されたシイタケを確認する審査員ら