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特産のジネンジョ「夢とろろ」が出荷開始

2020.11.11

 JAあいち豊田旭自然薯組合は11月10日、豊田市旭地域でジネンジョ「夢とろろ」の出荷を始めました。7月の長雨で生育が心配されましたが、9月の肥大時期に必要な天候条件がそろい、高品質なジネンジョとなりました。
 今年初出荷となるこの日は、同組合員が収穫したジネンジョ約160㌔を同市小渡町にあるJA旭営農センターへ出荷しました。同組合が栽培するジネンジョ「夢とろろ」は天然と変わらない強い粘りと食味がよいのが特徴で消費者からも好評です。同組合の堀正利組合長は、「8月に入り天気が回復したおかげで、良好なジネンジョができました。コロナに負けないように健康食品のジネンジョを味わってほしい」と話していました。
 同組合は30戸の農家が所属し、あわせて150アールでジネンジョ「夢とろろ」を栽培。昨年は2.4トンを出荷し、今年は3トンを予定しています。同組合のジネンジョは、同営農センターでの販売が中心で、贈答用としての人気も高いほか、地元飲食店でも使われています。

写真=栽培したジネンジョを持つ堀組合長