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冬の旬キャベツはじまる/キャベツ目ぞろえ会

2020.11.20

 JAあいち豊田と農業生産法人株式会社中甲は11月20日、豊田市前林町にあるJAあいち豊田前林農産物集荷場でキャベツの出荷目ぞろえ会を開きました。同社は、通常の市場出荷と、JAあいち経済連を通した主に加工用として使われる契約出荷の2つの出荷方法を採用しています。
 この日は、JA職員や同社社員、市場関係者など合わせて22人が参加。市場と契約のそれぞれの情勢を説明後、実際に出荷されるキャベツを使って、出荷規格や出荷方法などを確認しました。また、同社は今年初めて試験的にハクサイを栽培。市場出荷し、今後の販路拡大につなげていきます。同社園芸部の宮川潤平さんは「生育初期は天候に恵まれなかったが、その時々に合わせた栽培の仕方を意識し、最終的にはいいキャベツができました。今後はさらに期待できます」と話していました。
 同社は2010年の株式会社化を機に、米・麦・大豆の栽培に加えキャベツ栽培を開始し、産地化を目指しています。7.8ヘクタールでキャベツを栽培し、来年の3月までに全体で約200トンを出荷する予定です。

写真=キャベツの出荷方法の説明を受ける参加者ら