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施設園芸研修生が販売実習/みよし施設園芸支援センターMGMI

2020.12.01

 JAあいち豊田の農業研修施設「みよし施設園芸支援センター(MGMI)~恵み~」は12月1日、豊田市高橋町のJA高橋テラス軽トラ市で販売実習を行いました。地元農家に混ざって研修生がハウスで栽培したナスを販売。多くの来場者が買い求めました。 
 これは、施設園芸を学ぶ研修生が対面販売を通じて消費者の声を聞き、就農後の栽培や販売に生かすことが目的。年1~2回行う実習で、今回初めて実施した。袋詰めなどの準備から販売まで、すべてを研修生が行います。
 この日は同センター研修生の小森園由紀さんと小野田桜子さんが同軽トラ市に出店しました。来場者に声をかけながら自ら育てたナスを販売。栽培方法や研修施設の紹介なども話し、74袋を販売しました。小野田さんは「価格設定や1袋にどれだけ詰めるかなど勉強になりました。一生懸命作ったものを多くの人に食べてもらいたい」と話しました。
 同センターは、施設園芸に特化した研修所として2019年4月に同JAが開講。現在2人の研修生がナス栽培を中心に農業を学んでいます。来年4月には、3期生を受け入れる予定です。

写真=ナスを販売する研修生