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来年のブドウの準備開始/ブドウせん定講習会

2020.12.07

 JAあいち豊田ぶどう部会は12月7日、豊田市高岡地域の部会員を対象にブドウのせん定講習会を開きました。せん定は次作に向け、樹勢の調整や受光態勢の向上、棚面を有効活用することが目的。毎年樹木の休眠期に講習会を開き、ブドウのさらなる品質向上に努めています。
 この日は、部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員など10人が参加し、同市堤本町にある酒井正司さんのほ場で、講習会を開きました。せん定の仕方や順序を実演を交えながら説明し、部会員同士でアドバイスをするなどしながら、効率のいいせん定方法を共有しました。農業改良普及課の磯村幸治主任専門員は「今後もいいブドウができるように、しっかりとせん定をしてほしい」と話していました。
 同部会は同市高岡・猿投地域の17人の農家が、約6㌶で主に「デラウェア」「巨峰」を栽培。高岡地域では164㌃で育てています。

写真=せん定作業を学ぶ部会員ら