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品評会に冬野菜がずらり/豊田市農畜産物品評会「冬の部」

2020.12.18

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は12月18日、豊田市農林畜産物品評会「冬の部」を豊田市西町のJAあいち豊田産直プラザで開きました。「はくさいの部」「サニーレタスの部」の2部門に合わせて14点が出品されました。1位にあたる金賞は、はくさいの部で同市亀首町の早野敦喜さん、サニーレタスの部で同市上拳母の川上典男さんが受賞しました。
 JAや行政などで構成する同協議会は、優良産品を選定・評価することで生産者がお互いに競いながら品質・生産技術の向上に励むことを目的に品評会を開いています。
 この日は、地元の農家が選りすぐりのハクサイ8点とサニーレタス6点を出品しました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者ら3人が、外観やそろいなど品目ごとに決められた審査項目にしたがって各賞を選定しました。審査した同農業改良普及課の佐藤ちひろ主任は「10月以降の雨が少なく生理障害が出やすい環境だったが、ハクサイは葉が締まり、中の色もよい。サニーレタスもしっかりと栽培管理したものばかりです」と話していました。審査を終えた農産物は同市にある福祉施設に寄贈しました。

写真=ハクサイの品質を確認する審査員