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ボリュームと品質ともに良好/「春の七草」27,000パック出荷予定

2020.12.22
 JAあいち豊田セリ・七草部会は12月22日、豊田市松平志賀町のJA松平営農センターで「春の七草」の出荷目ぞろえ会を開きました。生育がやや進むものの、病害虫の発生が少なく品質は良好で、ボリューム十分の春の七草になる見込みです。1月2~4日にかけて27,000パックを出荷します。
 この日は、部会員5人をはじめ、市場関係者や同JA職員ら合わせて15人が参加しました。部会員が持ち寄ったサンプルを使い、品目ごとに出荷規格を話し合いました。部会員それぞれの生育状況を聞き取りながら、草丈の長さや葉の枚数などを細かく決めた。また、実際にパックに詰めて見栄えなどもチェックしました。収穫と出荷調製は26日から始める予定で、大晦日や正月も返上して作業を行います。同部会の安藤源部会長は「今年は天候に恵まれ、仕上がりは上々。出荷作業はコロナ対策を万全にし、多くの消費者に春の七草を届けたい」と話していました。
 同部会は5戸の農家が所属し、合わせて約1ヘクタールで栽培。JA職員とアルバイトでパックに詰めて名古屋、豊田、岡崎などの市場へ出荷します。また、七草と地元産の米「ミネアサヒ」、梅干しを詰め合わせた宅配用の「七草がゆセット」を約600セット発送する予定です。
=品目ごとに細かく出荷規格を決める部会員とJA職員