ＪＡあいち豊田ふれあい振興課が作った地元食材をおいしく食べるレシピが人気を集めています。これは、コロナ禍で活動を自粛しているＪＡ女性部員におうち時間を楽しく過ごしてもらおうと制作したレシピ。より多くの組合員や利用者にも紹介しようと、ＪＡ上郷支店にも設置したところ、毎週５０部ほど来店者の手に渡っています。
　レシピは、同課の職員が試作や手順を撮影して３種類を制作。使う食材は、大豆やジネンジョなどの地元特産品や、農産物直売所でも人気のサツマイモやカボチャなど。食材をポリ袋に入れて湯せんで作る非常食レシピも用意しました。これらのレシピは。同支店にあるギャラリースペースに昨年１０月から設置しています。レシピを手に取った来店者の１人は「外出することが減り、時間をかけて料理を作る機会が増えたのでありがたい。安全・安心な地元食材を使って作りたい」と話していました。
　今後は、定期的にレシピを追加していく計画。要望があれば他の事業所にも設置します。同支店の伊豫田泰和支店長は「他の金融機関にはないＪＡらしいサービス。地元農産物の消費を広げ、農家所得の向上に少しでも貢献したい」と話していました。

写真＝＝レシピを手に取るＪＡ利用者