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病害虫や温度変化に適切な対応を/イチゴハウス巡回

2021.01.19
 JAあいち豊田いちご部会は1月19日、栽培指導会を開き、JA営農指導員らが同部会員のハウスを巡回し、定植後のイチゴ苗の生育状況や病害虫の発生状況などを確認ました。乾燥した日が続き、ハダニなどの病害虫の発生が懸念されましたが、大きな被害はなく順調です。
 この日は、JA営農指導員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員らが上郷地域と高岡地域の部会員の栽培ハウス9カ所を巡回。病害虫防除のための予防散布や草勢状況から必要な電照時間などを部会員と話し合いました。同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は、「冷え込む日が続き、イチゴの生育が遅れているので、暖房器具の温度を上げるなど上手に対応してほしい」と話していました。今後は、2月に豊田市農産物ブランド化推進協議会などが主催する品評会が行われる予定です。
 同部会は、16戸の農家が約240アールでイチゴ「章姫」を中心に「紅ほっぺ」「ゆめのか」「とちおとめ」を栽培。今年度は、約80トンを「とよたのいちご」として共同出荷する予定です。
写真=イチゴ苗の生育状況を確認する部会員