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新たな生産者に畑を見ながら栽培説明/味平かぼちゃ説明会

2021.01.25
 JAあいち豊田は1月25日、消費者に人気の高い味平かぼちゃの新規栽培希望者説明会を開きました。2021年度から栽培を始めたい希望者は5人。この日は、JA職員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員らが3カ所のほ場を訪ね、土壌の状態や栽培の留意点を確認しました。
 今年の栽培説明会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、栽培希望者の各ほ場で開催。現地指導と合わせて行いました。JA職員や同農業改良普及課職員がほ場を見ながら、風向きや水はけを考慮した畝の向きや面積当たりの育てられる株数を確認しました。同農業改良普及課の佐藤ちひろ主任は「病害虫から守るための防除をしっかりすることが大切。初めてで大変なことも多いと思うが頑張ってほしい」と話していました。今後は、土壌診断の結果をもとに生産者をサポートしていきます。また、ここ数年被害が拡大しているうどんこ病に強いとされるカボチャの新品種「TNK-157」をJA職員が紹介。生産者は今後育てる品種を決めていく予定です。
 味平かぼちゃは、果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴。2020年度は、生産者9人が約40アールで栽培し、421ケースを出荷しました。
写真=畑を確認する新規栽培希望者ら