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高品質なイチゴが並ぶ/原田眞吉さんが金賞

2021.02.18

 JAあいち豊田や行政などで構成される豊田市農産物ブランド化推進協議会は2月18日、同市広路町のイオンスタイル豊田で同市農林畜産物品評会「いちごの部」を開きました。選りすぐりのイチゴ10点が出品され、審査の結果、同市若林西町の原田眞吉さんが金賞を受賞しました。
 同品評会は、生産者が日ごろの生産技術を高め合い、品質の向上と地元イチゴの消費拡大を目的に開いています。出品されたイチゴは、同JAいちご部会の部会員が出荷基準に合わせて「章姫」「紅ほっぺ」「ゆめのか」「とちおとめ」から1品種を選んだもので4パック1セットの10点が出そろいました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員や市場関係者、同店店長ら5人が、糖度や食味、熟度や形状、色あいなどをひとつひとつ確認しながら審査しました。銀賞は、同市舞木町の永田幸久さん、店長賞は同市住吉町の太田さゆみさんが受賞しました。同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は、「恵まれた天候が続いたこともあり、どのイチゴも良好で、甲乙つけがたかった」と話していました。
 同店では、この日に合わせ、店舗の入り口付近にイチゴの特設売り場を設置。来店客でにぎわいました。また、品評会に出品されたイチゴの一部は、同市梅坪町の児童養護施設梅ヶ丘学園に同日寄付しました。

写真=出品されたイチゴを審査する審査員