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愛知県初の特Aで米「ミネアサヒ」販売活気

2021.03.08

 日本穀物検定協会が発表した令和2年産米食味ランキングで、愛知・三河中山間「ミネアサヒ」が愛知県で初となる最高ランク特Aに選ばれました。ミネアサヒを取り扱うJAあいち豊田は、販売に期待を寄せています。中山間地で栽培されたミネアサヒを販売するJAグリーンセンターと産直プラザは、3月5日から消費者が一目でわかるPOP(店内広告)を掲示しPRを始めました。これを契機に多くの人に味を知ってもらいたい考えです。
 ミネアサヒは、JA管内で以前から栽培され、JA直売所でも人気が高い米。しかし、生産面積は県全体のうち5㌫程度で流通は限られるため、他の品種に比べると知名度は低いです。
 JAグリーンセンター松平店では、さっそくPOPを掲示し、そのおいしさを紹介しました。同店の土方進一店長は「試食販売が難しいコロナ禍で、このニュースはありがたい。まだ食べたことのない人に味を伝え、広く販売したい」と話していました。フードコーナーがある同店では今後、ミネアサヒのおにぎりも販売する予定です。
 JAでは、中山間地で栽培されるミネアサヒを、標高ミネアサヒや山間ミネアサヒという名称で販売。また、赤とんぼが舞う田園風景を取り戻そうと、環境に配慮した栽培方法で作る特別栽培米ミネアサヒを「赤とんぼ米」として販売しています。2020年産は合わせて587ヘクタールで約225トンを出荷しました。

写真=写真=三河中山間ミネアサヒの特AをアピールするPOP