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11品目の金賞受賞者を表彰/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2021.03.16

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は3月16日、豊田市喜多町のホテルトヨタキャッスルで豊田市農林畜産物品評会金賞授与式を開きました。これは、年間通じて行われた同品評会の11品目の金賞受賞者を一同に表彰するもので、毎年この時期に行われています。審査の結果、なすの部の加藤誠一さん(同市松平町)が金賞の中でも最優秀賞にあたる愛知県知事賞を受賞しました。
 この日は同市の太田稔彦市長や愛知県豊田加茂農林水産事務所の小﨑光司所長、JAあいち豊田の石川尚人組合長、金賞受賞者9人が出席。受賞者に賞状や副賞を手渡しました。同品評会は、昨年の7月から今年の2月にかけて、「なすの部」や「かぶせ茶の部」、「ももの部」など、市と同JAがブランド化をすすめる農畜産物を対象に開きました。同協議会の会長を務めるJAの石川組合長は、「コロナ禍の大変な中で、技と知識を結集させた農畜産物を作っていただいた。周りの生産者にも技術を共有しながら、市全体にブランド品として定着してほしい」と話しました。知事賞を受賞した加藤さんは「毎日一生懸命努力した結果が報われてとてもうれしい。名誉ある賞を受賞した責任をもって、後継者育成にも力を入れていきたいです」と話していました。
 この取り組みは、同協議会と同市が主催し、生産者がお互いに競いながらより良いものをより安全に消費者に提供できるよう生産物の品質向上を目的としています。

写真=知事賞を受賞した加藤さん(右)