ＪＡあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う株式会社ＪＡあいち豊田サービスは３月１９日、豊田市上郷町のやすらぎホール上郷で布団供養祭を行いました。処分に困った故人の布団を供養しようと始めたもので、今年で３年目。年に２回行い、今回が第６回の開催です。
　これは、同社で葬儀を行った組合員を対象にしたもの。依頼があれば市内のみならず市外の自宅まで布団を取りに行くサービスもしています。この日は、昨年９月の同祭より２０件近く多い４８件８３組の布団が祭壇の周りを埋め尽くしました。真宗大谷派の聞名寺の住職がお経を唱える中、同社社員が焼香し、丁寧に供養しました。また、前回からの試みで、楽人の雅楽を取り入れることにより荘厳な供養祭を演出しています。
　同社の杉本泰章常務取締役は、「依頼者からはいい反響をいただいている。今後も引き続き、組合員に寄り添ったサービスを続けていきたい」と話していました。

写真＝お経と雅楽で故人の布団を供養する住職ら