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手間をかけて種から育てる/味平かぼちゃ育苗巡回

2021.03.23

 JAあいち豊田は3月23日、消費者人気の高い味平かぼちゃの育苗巡回を開きました。JA職員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員が苗を育てるハウス4カ所を訪ね、生育状況を確認しました。
 味平かぼちゃの生産者は、コスト削減などを目的に、種から育てるか、苗から育てるかを選択しています。この日は種から育てる生産者4人の育苗ハウスを巡回。JA職員らが、現状を確認し、水の量やハウス内の気温、味平かぼちゃに多いうどんこ病の予防方法を説明しました。また、今後必要になる鉢上げや4月中旬に行う定植方法を話しました。同農業改良普及課の佐藤ちひろ主任は「種から育てると手間はかかるが、1回1回の作業をしっかりやって丈夫な苗を作ってほしい」と呼びかけました。
 味平かぼちゃは果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴。2021年度は新規栽培者が3人増え生産者9人が35.7アールで育て、7月中旬から市場出荷する予定です。

写真=生育状況を確認する生産者ら