ニューストピックス

産直部会員に農薬研修会/正しく使って安全・安心を/

2021.03.22

 JAあいち豊田営農部は3月22日、豊田市西町にあるJA本店で産直部会員向けの農薬研修会を開きました。これは、適正に農薬を使うことで安全・安心な農作物を出荷するために開いたもの。新型コロナウイルス感染リスク軽減の観点から会場の人数を制限して、支部ごとに午前・午後の2回に分けて研修会を行い、全12回にわたり開きます。この日は、産直部会豊田支部の部会員29人が参加しました。
 研修会では、「農薬の正しい使い方」を解説したDVDを視聴。農薬散布時の保護具の着用や安全な散布方法を学んだ。また、同JA営農指導課が、近隣の畑に影響を与える農薬の飛散(ドリフト)防止や、散布後の器具を適切に洗浄するよう注意を促しました。説明終了後は、研修内容の理解度確認テストを行い、理解を深めました。JA営農指導課の伴野洋明指導員は、「農薬ラベルをよく確認して、適正な使用に心がけてほしい」と伝えました。
 例年、農薬研修会は5月ごろに行う産直部会の総会後に開いていますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で総会の開催方法を書面議決などに変更するため、春夏野菜の栽培時期に先がけて研修会を開きました。

写真=産直部会員に農薬の適正使用を説明する営農職員