ニューストピックス

援農ネットみよし修了式/野菜作りで農地を生かす

2021.03.20

 みよし市は3月20日、同市打越町にある緑と花のセンター「さんさんの郷」で、「援農ネットみよし令和2年度農業研修修了式」を開きました。受講を修了した研修生18人をはじめ、小野田賢治みよし市長ら合わせて24人が参加しました。
 援農ネットみよしは、同市が持続可能な農業の実現や市民参加による農業振興を図るため、2013年4月から始めた農業振興事業です。農業従事者の高齢化と後継者不足、担い手の不足による農地の遊休化などを解消するため、野菜栽培を始めたい人向けの「農業ふれあいコース」と、就農に必要な農業の基礎を学ぶ「就農者育成コース」の2種類の農業研修を開いています。JAは職員を派遣し、農業研修に協力しています。
 この日は、同市の小野田市長が各コースの代表者に修了証書を手渡しました。小野田市長は「耕作放棄地を有効活用した地産地消を目指しています。受講生の皆さんには野菜づくりを通じて、農地を生かして農業をさらに広めてほしいです」と話していました。
 4月からは、両コース合わせて28人の研修生が新たに農業を学ぶ予定です。

写真=小野田市長から修了証書を受け取る研修受講者