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「ミネアサヒ」食べて知って/お弁当とおにぎりを販売

2021.04.21

 愛知・三河中山間「ミネアサヒ」が、一般社団法人日本穀物検定協会が発表した令和2年産米食味ランキングで、愛知県で初となる最高ランク「特A」に選ばれたことを受け、豊田市松平志賀町にある同JAグリーンセンター松平店では、同産地品種銘柄・同年度産の米を使用したお弁当とおにぎりの販売を3月下旬から始めました。コロナ禍で試食販売ができないため、少しでも多くの消費者に米の味を知ってもらうことが目的です。
 「ミネアサヒ」は、JA管内で以前から栽培され、JA直売所でも人気が高い米。しかし、生産面積は県全体のうち5㌫程度で流通は限られるため、「幻の米」と呼ばれているものの、他の品種に比べると知名度は低い。
 同店のお弁当売り場には、消費者に一目でわかるPOP(店内広告)を掲示しPR。店内アナウンスでも「ミネアサヒ」の魅力やおいしさを呼びかけています。店舗の利用者らは店内アナウンスに耳を傾け、POPを見ながら興味を示していました。利用者は「コメ米コーナーで米を直接買う前に、気軽にお弁当やおにぎりで味を知れるのはうれしい」と話していました。同店の土方進一店長は「まずは味を知ってもらうことが第一。多くの人に「ミネアサヒ」の良さを知ってもらいたい」と話していました。

=「ミネアサヒ」を使った弁当に興味を示す来店者