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ミネアサヒを知って食べて/「赤とんぼ米増量キャンペーン」でPR

2021.04.30

 JAあいち豊田は、米を販売する直売店舗全店で「赤とんぼ米増量キャンペーン」を3月から実施しています。JAでは、2014年に環境保全型農業推進協議会を設立。近年減少した赤トンボが舞う田園風景を取り戻そうと、主旨に賛同する農家を募り、農薬の使用量と化学肥料の窒素成分を5割以下に抑えて栽培する特別栽培米「ミネアサヒ」を「赤とんぼ米」として販売しています。通常より10%増量する同キャンペーンを通じて「赤とんぼ米」に興味をもってもらい、米「ミネアサヒ」のおいしさをPRしています。
 愛知・三河中山間「ミネアサヒ」は、日本穀物検定協会が発表した2020年産食味ランキングで、愛知県で初となる最高ランク特Aに選ばれました。「ミネアサヒ」はJA管内で以前から栽培されていますが、生産面積は県全体の5%程度で流通が限られています。知名度が低いことから、同産地品種銘柄・同年産「ミネアサヒ」をPRすることで、多くの人に知ってもらいたい考えです。
 キャンペーンは3月15日から開始。キャンペーン開始当初、4月末までの予定でしたが、組合員・利用者からの評判もよく、5月末までキャンペーンを延長します。販売を担当する同JA営農販売課の清水映光課長補佐は「赤とんぼ米を知ってもらういい機会になると思います。これを機に、JAの取り組みを知って、赤とんぼ米のファンになってほしいです」と話していました。

写真=コメ米コーナー横でキャンペーンをPR