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JAの施設を有効活用/子ども食堂始まる

2021.04.25

 JA高橋テラスゆうきの会は4月25日、豊田市高橋町にあるJAあいち豊田高橋テラスで初めて子ども食堂を始めました。新型コロナウイルス拡大防止の観点から、食事の提供を控えて、先着50人に食材を無料配布しました。
 これは、同テラスで毎月開催する軽トラ市に出店するグループが中心となって発足した「ゆうきの会」が主催する子ども食堂。豊田市役所や豊田市社会福祉協議会などと協力し、JAは拠点施設としてJA高橋テラスを提供し、子ども食堂活動をサポートしていきます。
 子どもや地域高齢者の居場所を提供し、温かい食事を食べて温かい気持ちになってほしいという思いで、事前に管内の寺部小学校区の近隣住宅にチラシを配布。米や果物などの食材は、県内の食品業者など9団体から寄贈されたものです。ゆうきの会代表の鈴木重嗣さんは「こども食堂を通して、四季折々の地域の文化を毎月楽しんでもらえるように工夫し、長く続けていきたい」と話していました。

 コロナ禍の中、しばらくの間は食事の提供は控え、食材を提供するフードパントリーとして毎月第4日曜日の午前中に開きます。食事が提供できるようになれば、流しそうめんや餅つきなど、季節に合った企画を計画しています。

写真=食材を受け取る参加者ら