ニューストピックス

「みよしの梅」品質は良好/小梅の収穫開始

2021.05.12

 みよし市のあざぶ梅栽培振興協議会は5月12日、「みよしの梅」の出荷作業を始めました。今年は、開花時に暖かい気候が続いたことから、玉つきがよく、病害虫などの被害も少ないため、品質は良好です。今年は約7トンの出荷を見込んでいます。
 この日は、会員7人が小梅の収穫作業を開始。収穫した梅は、同市莇生町の莇生集荷場へ運び、会員とJAあいち豊田三好営農センターの職員が、出来を見ながら一粒ずつ手作業で選別。その後、選果機でサイズを分け、段ボールに詰めて出荷しました。小梅の出荷作業は3日間ほどで終わり、その後、主力品種の「青梅」、5月下旬の「南高」と続く予定です。
 同協議会は「みよしの梅」として市場やスーパー、JA直売所などで販売しています。集荷場での直売もあり、人気を集めています。同協議会の古河正良会長は「今年は実つきがよく品質も上々に仕上がっています。丹精込めて作った梅を多くの人に味わってもらいたいです」と話していました。
 同協議会は1999年に発足し、現在32人の会員が所属しています。あわせて7ヘクタールで約2500本の梅を管理し、「小梅」「玉英」「改良内田」「南高」を栽培しています。

写真=小梅の収穫作業をする同会員